「ハリポタ」スピンオフ作品の主人公は魔法動物学者 ストーリー判明

[ 2015年12月9日 05:30 ]

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のシーン。物語のキーとなるアイテムのスーツケースを持つ、主人公を演じるエディ・レッドメイン

 人気映画「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(来年冬公開)のワンシーンが初公開され、これまでベールに包まれていたストーリーが判明した。ハリポタの原作者J・K・ローリング氏が初めて映画のために書き下ろした作品。

 舞台は1926年の米ニューヨーク。ハリー・ポッターらが魔法学校の授業で使っていた教科書「幻の動物とその生息地」を執筆した魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが主人公。英俳優エディ・レッドメイン(33)が演じるニュートは、世界中を旅して魔法動物を記録し、捕獲。魔法動物を詰め込むスーツケースは映画のキーアイテムで、スイッチを入れると魔法使い以外は中身が見えなくなる仕組みだ。

 スーツケースに入れていた魔法動物が逃げ出したことで米魔法界から追われる立場になり、魔法省壊滅を狙う謎の組織も巻き込んで物語は展開していく。公開された写真は、ニュートが何かを避けるように身を低くしている危機感あふれる場面だ。

 仲間となる主要キャラクターも判明。ヒロインはキャサリン・ウォーターストン(35)が演じる米魔法省で働くティナ。ティナの妹クイーニー(アリソン・スドル)は思考や記憶を読み取る魔法の使い手。ニュートに出会い魔法の世界に入り込む工場労働者ジェイコブ(ダン・フォグラー)は、ハリポタシリーズで初めて魔法使いではない人間が主人公の仲間になるという設定。ハリポタではおなじみの魔法のつえも登場。3部作の予定で、ハリポタ同様、世界中のファンを魅了しそうだ。

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2015年12月9日のニュース