テレ東番組でBPO審議結果公表、下品な表現避けるよう要望

[ 2015年12月9日 22:03 ]

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」は9日、テレビ東京が9月13日未明に放送した番組「ざっくりハイタッチ」を審議した結果、今後の番組作りで「不快な感じを与えるような下品、卑猥(わい)な表現は避ける」よう求める考えを公表した。

 委員会によると、同番組では「赤ちゃん育児教室」と題し、お笑い芸人が着用したおむつを交換する場面などがあった。審議した委員から「不快で下品」「深夜とはいえ地上波の公共性をどう考えているのか」などの批判が出たという。

 テレビ東京は「真摯(し)に受け止め、社会常識や放送基準に照らし合わせた番組作りにまい進していきます」とのコメントを出した。

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2015年12月9日のニュース