東出昌大、コメディー作品初挑戦 ヘタレ役「純粋にうれしかった」

[ 2015年11月5日 05:45 ]

主演映画「ヒーローマニア-生活-」で、コメディー作品に初挑戦する東出昌大=左。(右から)窪田正孝、片岡鶴太郎、小松菜奈が共演

 俳優の東出昌大(27)が、コメディー作品に初挑戦する。主演映画「ヒーローマニア―生活―」(監督豊島圭介)で、傑作と名高い福満しげゆき氏のコミック「生活【完全版】」を映画化。ダメ男が自警団を結成し、街の悪を成敗する世直しアクションコメディーだ。

 これまで築いてきた男らしい印象とは真逆の役どころ。ほかの自警団メンバーがさまざまな力を持つ中、東出が演じるのはへっぴり腰で弱々しく、ずうたいばかりデカいといううだつの上がらないフリーター。「ヘタレの役が初めてなので、“あ、こういう役に挑戦できるんだ”って思えて純粋にうれしかった」と、オファーを素直に喜んだという。

 自警団はエロ公務員や不良に天誅(てんちゅう)を食らわせ、市民の賛同を得て警備会社へと成長していく。「人は社会の悪に憤りや不平不満を感じて、それを退治する妄想をすると思う。その妄想がそのまま映画になっていて、大事なところも、ただバカバカしくぶっ飛んでいるところもある。そういう純粋性が魅力」とPRした。自警団メンバーは、窪田正孝(27)、小松菜奈(19)、片岡鶴太郎(60)が演じる。来年5月7日公開。

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