相武紗季 転機は「ブザー・ビート」 悪女役ハマり「楽しい」

[ 2015年11月3日 10:45 ]

笑顔でインタビューに答える相武紗季

 「底抜けに楽しい」。それが30代を迎えた今の実感だという。女優・相武紗季(30)。デビューから12年たち、演じることの楽しさが分かってきた。周囲には結婚する女性も多いが、現在の生活が充実しているから焦る気持ちはない。その朗らかさが、周りの人たち、テレビを見る人たちを愉快な気分にさせてくれる。

 女優業の面白さが分かったのは24歳でドラマ「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(フジテレビ)に出演した時だった。山下智久(30)主演で、テーマは苦手な恋愛だったが、悪女役がうまくはまった。

 「最初は悪女になる予定じゃなかったんですけど、手探りで演じていくうちにそうなっていきました。私が悪くなればなるほど物語が面白くなるという感じでした。その時に“自分の強い部分をさらけ出しちゃっていいんだ!?お芝居ってなんて楽しいんだろう!”と思いました」と振り返る。

 悪女が似合う強烈な個性。それが女優としての大きな武器になった。そして今は演技の仕事への没入感がある。

 「自分の全てを投入しているので、終わった後はカスみたいになってます。家に帰ると何もできないし、休日も外に出られないので“それは人としてどうなの?”という葛藤もあります。これからますますプライベートとの両立が難しくなるかもしれません」と苦笑いする。

 この夏には週刊誌に5歳年上の会社社長との交際が報じられた。最近は芸能界で結婚が相次いだこともあり、結婚について質問される機会も増えたが、焦りはない。

 「結婚への価値観が普通の人と違うのか、できないことはできないですし…。本当にこの仕事は特殊だと思うので、自分が器用にこなせるようになったら、今の生活環境を変える日が来るのかなとは思います」と淡々と語る。

 一昨年は米国で5カ月間の留学を体験した。一人旅が好きで、昨年は英国とスペインを1人で訪れた。

 「留学は30歳までにかなえたかった夢でした。学校も住むところも自分で決めて、本来の自分を思い出しました。海外で新しい人と出会って、新しい文化を学ぶのはいい刺激になって、自分自身の核になってます」と話す。

 30歳でここまで来たが、ここからどこへ向かおうとしているのか…?

 「市原悦子さんが目標の女優さんなんですよ。なかなかレベルが高いですけどね。これから、いい味を出せるようになりたいです」と瞳をきらきら輝かせた。

 ◆相武 紗季(あいぶ・さき)1985年(昭60)6月20日生まれの30歳。兵庫県出身。2003年、フジテレビ「ウォーターボーイズ」で女優デビュー。05年公開の映画「メールで届いた物語―mail―」に主演。昨年9月から今年3月まで放送されたNHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロインの友人役を好演。今年2月から3月までのWOWOW「硝子の葦」では個性の強い主人公を演じて話題に。現在、日本テレビ「エンジェル・ハート」にも出演中。

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