松田聖子、究極ベスト盤12・9発売!自ら選曲「どの曲も宝物」

[ 2015年11月3日 05:40 ]

12月9日に発売される松田聖子初のオールタイムベスト「We Love SEIKO」ジャケット写真

 歌手の松田聖子(53)が来月9日、自身初のオールタイムベスト盤「We Love SEIKO」を発表する。聖子は「デビュー35周年、どの曲も私にとって輝く宝物。私の35年を振り返る大切なアルバムです」と話す。

 収録50曲の売り上げ総計は約1200万枚。国民的アイドルだったソニーミュージック時代の定番曲はもちろん、レコード会社をユニバーサルに移籍した後に発表し、聖子の人生に大きな影響を与えた曲を26曲収録。従来のヒットパレード的選曲とは異なりシングル以外も盛り込み、デビューから35年の歌手人生を表現した「松田聖子の象徴」とも言える作品になっている。

 選曲は聖子本人が監修した。中でも際立つのが愛娘の歌手・神田沙也加(29)への思いだ。妊娠中にミュージックビデオを撮影した「瑠璃色の地球」(86年)をはじめ移籍後の97年、まだ幼かった沙也加への愛を歌った「私だけの天使~Angel~」、成長した沙也加と11年のNHK紅白歌合戦で歌った「上を向いて歩こう」の合唱バージョンを収録。歌手として、母としての歩みを慈しむような選曲だ。

 またソニー時代から編曲を手掛け、聖子に多大な影響を与えた故大村雅朗さんの遺作「櫻の園」(99年)や、「赤いスイートピー」(82年)などのヒットを連発した松本隆氏(66)と松任谷由実(61)の作詞&作曲タッグによる31年ぶりの最新曲「永遠のもっと果てまで」も収録。

 ファンと節目の年を祝うためにセルフプロデュースした「20th Party」(00年)など、支えてくれたファンへの感謝も。長年、聖子を見つめ続けた“親衛隊”垂ぜんの内容だ。

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2015年11月3日のニュース