今だから…G・G・佐藤氏 北京五輪の凡ミス3連発の真相

[ 2015年11月2日 21:59 ]

08年北京五輪3位決定戦の3回無死、米国代表・バーデンの左飛を落球する日本代表のG・G・佐藤

 元プロ野球選手のG・G・佐藤氏が08年北京五輪で平凡なフライを落球した“事件”の真相を語った。

 2日放送のテレビ朝日「しくじり先生3時間!!家族が大迷惑だよSP」に出演し、準決勝の韓国戦と3位決定戦の米国戦で犯した計3つの守備のミスの心理状態を明かした。元来、「本番に超弱かった」というG・G・佐藤氏。まず大会前に現巨人の村田との会話で「守備のミスだけは絶対したくない」と口に出してしまったことが、その後を暗示することになる。

 韓国戦の4回に左翼の守備でゴロをトンネル。「ミスで自信を失い“もうボール飛んでくんな”」と気持ちが後ろ向きに。それを引きずったことで8回には左中間への平凡な飛球をグラブに当てながらも落球してしまう。「飛んでくるフライを見て“センターの青木が捕ってくんないかな”と。“青木~”と叫んでいた」。普段の右翼からこの日は慣れない左翼でのプレー。早くグラブを構えたため体も固まった。サングラスを帽子のつばの上にのせたまま、着用することを忘れていた。「最初のエラーでパニクっていた」。試合に敗れた日本は米国との3位決定戦に回ることになった。

 そして、米国戦でも悪夢は再び繰り返された。「先発を外れるものと完全に気持ちが切れていた」状態のまま再び左翼で先発。3回にショート後方へのフライを深追いしすぎてグラブに当てながらも落球してしまう。「ミスを取り返そうと自分の守備範囲と違うボールを捕りにいってしまった」。技術的にも両手でグラブを構えたことでここでも体が固まった。

 初めて全員プロで大会に臨みながらも4位でメダルを逃した日本。すでに現役引退したG・G・佐藤氏には忘れられない最初で最後の五輪となった。

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