「超特急」結成時は不満も…目指すは流行語大賞

[ 2015年11月2日 07:00 ]

デビューから4年を迎えた超特急のメンバー

 今年の芸能界でもっとも成長したグループの1組とされる男性7人組「超特急」。来月23、24日には東京・代々木第一体育館で念願の単独ライブを開催。グループ最大規模の約2万5000人を動員する。デビューから4年。飛躍の時を迎えた7人に話を聞いた。

 超特急は2012年6月にデビュー。売りはボーカル2人とダンサー5人の編成。かつてのEXILEのようだが、ライブではダンサーが前面に出て、歌唱陣は後方で目立たない。逆EXILEとも言えるスタイルは斬新だっただけに、浸透するまでに時間を要した。

 カイ(20)「思い出すのは原宿で路上ライブをやった時。お客さんが10人いるかいないかだった。出演者より少なかったかもしれない」

 ユーキ(20)「達成感を初めに感じたのは、ライブ会場で公演を開催できた時。デビュー2年目のクリスマスだったと思う。振り返ると、あれがスタート地点だったかな」

 7人の気持ちも最初から同じ方向を向いていたわけではない。

 タクヤ(20)「芸能界に入った時は俳優一本でやろうと思ってた。音楽の世界はまったく知らなくて、グループに誘われた時は正直戸惑った。1週間、考える時間をもらって1回断った。始めた後も、僕は人見知りだったので何をしていいか分からなくて、なぜこんな活動をしてるんだろうと思ってました」

 タカシ(19)「僕は一番年下で、結成からセカンドシングルぐらいまではグループ内でどう振る舞えばいいか分からなかった。しかもバックボーカル。なにそれ?というのが正直な心境でした。今はメインダンサーのみんなをバックアップしながら超特急を高めていきたいと思ってますが、結成当時は納得いかなかった」

 コーイチ(21)「関西から通ってた時は体力的に負担だった。でも、タカシと一緒に関西から移動していた時間があったから、バックボーカル2人の距離が縮まった。今考えると、とても必要、大事な時間だったと思う」

 遊び心に富んだ設定や、アクロバチックでコミカルなダンスが徐々にファンの心をつかんでいった。今年はシングル「Beautiful Chaser」が初めてドラマの主題歌に起用され、オリコンチャート2位を獲得。12月には念願の代々木第一体育館公演が控える。

 ユースケ(19)「たくさんのアーティストがいる中で代々木第一体育館に立てるのはすごいこと。今は後にひけないなという思い」

 リョウガ(21)「会場がいくら大きくなっても、超特急らしく8号車(ファンの愛称)との距離を大切にやっていきたい。8号車になって良かったなと思えるようなライブにしたい。来年に向かってハードルを上げるような2日間になればいいかな」

 タクヤ「数カ月前までは不安が大きかったけど、今は楽しみの方が大きい。(フェスなどで)何度か代々木第一体育館には立たせてもらって失敗もあった。その思いをワンマンライブできっちり取り返したい」

 コーイチ「楽しみ半分、不安半分。今までと違って、今回はステージに立った時にどんな感情になるのか想像もつかない。ただ、自分たちが行きたいのは東京ドーム。そのステップでないといけない」

 ステージの演出や構成だけでなく、会場内外の企画にまでこだわった。

 ユーキ「代々木全体を超特急色に染めたい。ライブが始まるまでも、会場にいるだけで楽しいと思ってもらえるような時間にしたい」

 コーイチ「グッズも僕らがデザインして、それぞれの色が出せていると思う。ライブはこれまでを振り返ると同時に、これからの超特急の方向性を示すものになるかな」

 タカシ「クリスマスに僕らと過ごしてくれる8号車を裏切りたくない。笑顔と元気、活力を与えながら、超特急らしいユーモアも表現したい」

 ひとつの目標を達成した超特急。来年以降はどこに向かうのか。

 カイ「バラエティーとかワイドショーとか色んな人の目に触れる機会をつくりたい。テレビでの露出を増やして、少しでも多くの人たちに僕たちのことを知ってもらいたい」

 タクヤ「超特急というフレーズで流行語を取りたい。いや、取ります!」

 ユースケ「プライベートでは7人で箱根に行きたい(笑い)足湯とか温泉とか。仕事では男祭りを大きな会場でやりたい。男だけの観客だと全然雰囲気が違う。恥ずかしくて封印していたものが解き放たれるから、超特急のライブそのものが一気に変わる」

 リョウガ「超特急というジャンルを作りたい。ほかのアーティストさんに決して重ならない、道なき道を歩んでいきたい」

 自分たちだけのレールを猛加速しながら突っ走る超特急。どんな未来にたどりつくのか、その活動から目が離せない。

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