「あさが来た」3週連続大台超え!「マッサン」以来の23%超えも

[ 2015年10月19日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインを務める波瑠

 モデルで女優の波瑠(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)の第3週の平均視聴率は21・4%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが19日、分かった。第1~2週を上回り、自己最高をマーク。3週連続して大台を突破した。16日には自己最高の23・1%を記録。前作「まれ」の番組最高は22・7%。「マッサン」の最終回(3月28日)23・2%以来となる23%超えをマークした。

 各日の番組平均は12日19・9%、13日20・6%、14日21・5%、15日21・9%、16日23・1%、17日21・6%。週間平均は第1週20・3%、第2週20・2%。

 幕末から明治・大正時代を背景に、大阪有数の両替商に嫁いだヒロイン・今井あさが商売の才覚を発揮して実業家となり、日本初の女子大学設立に奔走する姿を描く。モデルは“明治の女傑”と呼ばれた広岡浅子。朝ドラ初の幕末スタートとなった。

 朝ドラ通算93作目。2005年後期「風のハルカ」を手掛け、フジテレビ「不機嫌なジーン」(05年)で向田邦子賞を最年少受賞した大森美香氏(43)が脚本を担当。オープニングテーマはAKB48の「365日の紙飛行機」。来年4月2日まで、全156回。

 第3週は「新選組参上!」。嫁入りしたあさ(波瑠)は夫の新次郎(玉木宏)と2人きりになった時、思わず投げ飛ばす。小指を痛めた新次郎はショックで、そのまま部屋を出て行ってしまう。毎夜、家を開けるようになった新次郎を心配したあさは、両替屋の加野屋になじむ努力をするが、義母・よの(風吹ジュン)と義父・正吉(近藤正臣)とも、なかなか噛み合わない。ある夜、新選組の土方歳三(山本耕史)が借金の申し出に加野屋を訪れる。加野屋の人々は恐れをなすが、あさは勇気を出して「お金はきちんと返してくれるんですね」と確認。土方はあさの度胸を褒め、去っていった。新次郎はあさに惚れ直し、加野屋の人々から一目置かれるようになる…という展開だった。

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2015年10月19日のニュース