還暦・郷ひろみ 生涯現役宣言!五郎丸に感動“郷60”だ

[ 2015年10月19日 05:33 ]

スタッフから贈られた還暦祝いのバースデーケーキを前に御機嫌の郷ひろみ

 歌手の郷ひろみが60歳の誕生日を迎えた18日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで全国ツアー最終公演を行った。「郷ひろみとして続けられる限りは歌手をやっていきたい」と生涯現役を宣言した。

 公演前の会見には、色鮮やかな花をあしらった真っ赤なスーツで登場。還暦祝いの赤いちゃんちゃんこを連想させたが、「意識してない。アンコールの衣装を見せようと思ってね」と笑顔で話した。

 音楽やファンと向き合う姿勢は還暦を迎えても変わらない。公演のための体力づくりは「腹筋は一度に700~800回はやってますよ」というハードさ。「きのう寝る時は59歳で、起きたら60歳。そう意識は変わらないですよ」。この日、起きてからまず考えたのは、誕生日よりも公演のことだったという。

 ラグビーW杯で大健闘した日本代表にはパワーをもらった。「五郎丸歩選手が精神集中していく様子など、競技に打ち込んでる姿に心を打たれた」と明かした。大きな刺激も受けており「僕は歌で人を楽しませる仕事だけど、1曲1曲、その瞬間に全力投球して歌わなきゃいけないとあらためて思った」と話した。

 その言葉通り、ステージではデビュー曲「男の子女の子」から最新曲「100の願い」まで、エネルギッシュに23曲を熱唱。トークコーナーでは「ひろみのそばにずっといてちょうだい」とキュートに語りかけ、観客5000人を喜ばせた。

 「60代は僕自身が一番楽しみにしていた年代。どう充実させていくかが大事。新たなバラードの世界を見つけたいし、気が付かなかった新しい郷ひろみを見せたい」と意欲。還暦を過ぎても、挑戦し続ける“郷60(ごろうまる)劇場”が幕を開けた。

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2015年10月19日のニュース