オダギリジョー「合葬」初日あいさつに急きょ参加 次男急死後初の公の場

[ 2015年9月26日 11:42 ]

映画「合葬」の初日舞台挨拶に出席したオダギリジョー

 俳優のオダギリジョー(39)が26日、出演映画「合葬」(監督小林達夫)の東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台あいさつに登壇した。当初は、10月スタートのTBSの主演ドラマ「おかしの家」の撮影のため出席する予定はなかったが、関係者によれば「この作品が大好きで、ドラマのスケジュールが急きょ変わったため」駆け付けたという。

 
 オダギリが公の場に姿を見せるのは、4月に次男(当時1)が急死したことを発表して以降初めて。子供や妻の女優・香椎由宇(28)に関する発言こそなかったものの、「台本が素晴らしく、ぜひ参加させてもらいたいと無理くり入れてもらった。完成品を見たら台本以上に面白くて、今までの時代劇の枠にとらわれない、監督の挑戦を感じることができた」と笑顔で話した。

 主演の柳楽優弥(25)は、「監督からカリスマ性を持てと言われ、いろんなカリスマを検索したけれど、僕の高校時代のカリスマがオダギリさんだった。すげえ近くにいたなとおもいながら、刺激を受けていました」と最敬礼。オダギリは、「目が泳いでいる。ウソなのかなあ」と照れつつも、「4、5日の参加だったけれど、風邪をひいてしまい声も全然出なかった。体調管理も役者の仕事だということを身をもって教えられたかな」と自ちょう気味に語っていた。

 なお、舞台あいさつにはほかにダブル主演の瀬戸康史(27)、岡山天音(21)、小林監督が出席した。

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