池乃めだか 芸能生活50年目でイベント「死ぬまで吉本新喜劇」宣言

[ 2015年9月10日 15:56 ]

そっくり過ぎる等身大フィギュアと並び、思わず笑顔の池乃めだか

 ことし10月に芸能生活50年目を迎える吉本新喜劇の池乃めだか(72)が10日、大阪市内で記念イベント「ちっさいおっさん大祭り」(11月20日・なんばグランド花月)の開催会見を開き、「生涯現役、死ぬまで吉本新喜劇」と宣言した。また、そっくり過ぎる等身大フィギュアもお披露目された。

 1966年に音楽ショー「ピスボーイ」で初舞台を踏み、「海原かける・めぐる」の漫才コンビとして8年半活動した後、76年から吉本新喜劇で活動。身長1メートル49の小さい体で大舞台をけん引してきた新喜劇の象徴的存在は、節目の会見も“ミニ新喜劇”でスタート。「オレがネクタイ外した時はどうなるか分かっとんのかい!…長さ(身長と)一緒や」などのギャグを連発し、報道陣の笑いを誘った。

 新喜劇について「最初は漫才の新しい相方が見つかるまでの腰掛けのつもりで入ったが、いつのまにか魅力にはまり込んだ」と語り、「木の葉のように流されるまま(50周年に)たどり着いた。ここまで生きてこられた運の良さを利用して、生涯現役のつもりで新喜劇を頑張る」と誓った。

 記念公演では、池乃が座長を務めるスペシャル新喜劇やトークを予定し、落語家・笑福亭鶴瓶(63)と音楽ユニット「DA PUMP」のボーカル・ISSA(36)がゲスト出演。その他の詳細は未定だが、「いくら好きでもゴルフは舞台ででけへんから、歌を歌いたい」と構想を語った。

 また、3Dスキャナーで撮影して製作された等身大フィギュアも登場し、同席した新喜劇の後輩らは「すごい!」「そっくり!」と驚がく。リアルな表情に本人も、「何か恐いわ~!」と苦笑いだった。10月には10体限定で販売され、価格は50万円(税別)という。

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