加藤武さん 舞台代役は文学座後輩の坂部文昭 「追悼公演」に 

[ 2015年8月7日 15:23 ]

86歳で死去した俳優の加藤武さん

 7月31日に亡くなった俳優の加藤武さん(享年86)が主演を務める予定だった舞台「すててこてこてこ」(10月11~18日、東京・吉祥寺シアター)は、同じ文学座の後輩俳優・坂部文昭(70)が代役を務めることに決まった。「加藤武追悼公演」と銘打つ。文学座の公式サイトなどで発表された。

 人情噺の名人・三遊亭円朝と弟子の奇才・円遊を描く。加藤さんは円朝役を演じる予定だった。「加藤の情熱を、キャスト、スタッフ全員が受け継ぎ、最高の舞台を作り上げたいと思います」としている。

 加藤さんは大きな病気をした経験がなく、最近も元気だった。時間があればスポーツジムに通い、エアロビクスなどで汗を流していた。31日はジムのサウナで汗を流していた際に倒れた。

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2015年8月7日のニュース