小澤征爾さん 転倒し腰骨を骨折、今月下旬のオペラ指揮を降板

[ 2015年8月7日 13:19 ]

小澤征爾さん

 指揮者の小澤征爾さん(79)が1日、転倒し腰を強打し、病院で診察を受けた結果、腰椎棘(ようついきょく)突起および横突起骨折と診断された。3週間の加療が必要となり、今月24、27、29日に長野・まつもと市民芸術館で予定されていたベルリオーズ:オペラ「ベアトリスとベネディクト」の指揮を降板することになった。7日、主催のセイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会から発表された。

 同オペラの指揮者はギル・ローズ氏に変更され、公演日当日に限り会場においてチケット提示で一部返金される。

 9月1日のマエストロ・オザワ80歳バースデー・コンサート、同6日のオーケストラコンサートBプログラム(いずれも長野・キッセイ文化ホール)は予定通り開催する。

 小澤さんは先月30日の長野県山ノ内町の山ノ内中学校でのコンサート指揮を体調不良のため欠席、同3日のパリでの「小澤征爾スイス国際アカデミー」塾生らによる演奏会も疲労のため休演していた。

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2015年8月7日のニュース