終わってほしくない?WOWOW初の時代劇 「ふたがしら」が好評

[ 2015年7月11日 15:35 ]

WOWOWドラマ「ふたがしら」の完成披露試写会に顔をそろえた(左から)菜々緒、松山ケンイチ、早乙女太一

 WOWOW初の時代劇として話題の「ふたがしら」。主演は松山ケンイチ、早乙女太一で、監督は映画「ジョーカー・ゲーム」「日々ロック」などで知られる新鋭の入江悠監督。フレッシュな制作陣で新感覚の時代劇だが、過去の時代劇作品に対するリスペクトも忘れない本格的なつくりにもなっている。

 二人の若い盗賊が、世話になった一味から離れ、ふたりで頭=ふたがしら、をつとめる新しい盗賊集団を作るという痛快時代劇。第4話では、いよいよ頼もしい仲間たちが加わり盗賊集団が完成。ふたりを妨害し続ける甚三郎(成宮寛貴)との対決になる最終回へとつないだ。

 第1話終了時点では、「松ケンの演技に脱帽」(56・歳男性)、「松山ケンイチと早乙女太一コンビに期待」(57歳・女性、データニュース社・WOWOWウォッチャー:対象者1000人の回答より)など、主演の2人に対する評価が多かったが、最終回に近づくにつれ「次回がますます楽しくなった」(66歳・男性)、「(続きが)もっと見てみたいと思う作品」(30歳・女性)、「江戸と大坂の戦い始まる。最終回が楽しみ」(61歳・男性)などストーリー自体への評価が多く、終わるのが惜しいという感想も寄せられた。

 視聴者満足度も3・93→4・14→4・5→4・13(5段階評価)と、高満足度といわれる3・7を大きく上回り高位安定している。いよいよいよいよ最終話が11日午後10時から放映される。WOWOW初の時代劇を成功させ、風前の灯とまで言われる時代劇作品の火の勢いを取り戻すことができるか注目だ。

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2015年7月11日のニュース