11年目突入「すべらない話」進化への課題「新しい人材の発掘」

[ 2015年7月11日 09:00 ]

11年目に突入した「人志松本のすべらない話」

 ダウンタウンの松本人志(51)がホストを務める話芸の祭典、フジテレビ「人志松本のすべらない話」は11日午後9時から第28弾が放送される。2004年12月に深夜枠で始まり、今や誰もが知る人気番組に。10周年イヤー(昨年4月~今年3月)は全国7都市でライブを行い、テレビ放送は3回。第16弾(09年6月)から番組プロデューサーを務めるフジテレビの竹内誠氏が10周年の総括と11年目からの課題について語った。

 ライブは昨年4月の尼崎公演、7月の札幌公演、8月の東京公演、9月の仙台公演、12月の大阪公演、今年2月の福岡公演、3月の沖縄公演と1万人を動員した。

 全国の視聴者に感謝の気持ちを伝えたいと以前から計画されていたが、記念イヤーを機に実現。札幌公演に「モリマン」の2人、仙台公演に三又又三(48)、福岡公演に「博多華丸・大吉」の2人と“ご当地芸人”が出演。竹内プロデューサーは「各地のすそ野を広げたかった」と意図を語った。

 オープニングは松本が客席後方から登場し、観客の間の通路を歩いてステージに上がる演出。各会場とも、松本が観客にタッチされまくる大盛況ぶりだった。 

 「“すべらない話”をテレビで作る悩みとして、お客さんの反応がないことがありました。最近はツイッターなどのSNSの反応を見られますが、本当にウケているのかどうか、分かる指標は視聴率ぐらい。今回、ライブをしてみて、お客さんの反応がどこに行っても爆発的でした。これまでは本当にウケているのか、よく分からないところもありましたが、番組の浸透度を肌で実感しました」

 10周年のファイナルとなった前回(第27弾、今年1月)はSMAPの稲垣吾郎(41)香取慎吾(38)が初参戦。今回は板東英二(75)出川哲朗(51)博多華丸(45)オードリー・春日俊彰(36)が初参戦。異色といえるキャスティングが続いたことに、竹内プロデューサーは「視聴者の方々の予想をいい意味で裏切れて、番組の“枠”が広がったと思います」と話した。

 今後については「話が尽きない限り、延々と続けられるソフトだと思います。あとは若手、地方の芸人を含め、新しい人材をスタッフがどれだけ足を運んで発掘できるか。これが一番の頑張りどころで、11年目からの課題。“すべらない話モンスター”の常連に新しい人が絡むと、化学反応が生まれる。松本さんたちも刺激を受けると思うんですよね」と展望した。

 「MVS」(Most Valuable すべらない話)を獲得し、関西から全国区へとブレークした小籔千豊(41)や矢野・兵動の兵動大樹(44)級のインパクトが再び欲しいところ。

 「小籔さん、兵動さんの“登場感”が番組の第2世代とすれば、第3世代に誰が来るか。まだ見ぬ人、毎回この人の話を聞きたくなる人に出てきてほしいですし、スタッフが発掘しないといけないと思います」

 前回から、深夜時代の第13弾(08年3月)以来となる観覧ゲスト廃止。原点回帰を試みた。試行錯誤と新陳代謝で、番組は進化し続ける。

 【11日放送の出演者】松本人志、千原ジュニア(千原兄弟)、宮川大輔、兵動大樹(矢野・兵動)、小籔千豊、板東英二、出川哲朗、博多華丸(博多華丸・大吉)、渡部建(アンジャッシュ)、若林正恭(オードリー)、春日俊彰(オードリー)

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