南雲吉則氏 還暦は終着駅ではない「中間地点…明るく健康に」

[ 2015年7月5日 16:06 ]

<「第1回プラチナエイジ授賞式」>プラチナエイジストを受賞した南雲吉則氏

 60歳以上の生き方が輝いている人に贈られる「第1回プラチナエイジ授賞式」が5日、都内で開催され、医師の南雲吉則氏(59)がプラチナエイジストに選ばれた。

 南雲氏はスポーツ・健康部門で選出された。授賞のあいさつでは早稲田大学の創立者大隈重信を引き合いに出し「大隈公は生前『人間節制すれば125歳まで生きられる』と言っていた。驚くべきことに今日では遺伝子の解析が進み、その長さが120だということが分かった。DNAもない明治時代に見事に言い当てた」と医学的に説明。「還暦を迎えるとこれからの余生どう過ごすんですか?と人生の終着駅のように言われる。60歳はちょうど中間地点です。それを肝に命じてこれからの60年明るく、若く、健康に生きていきたい」と宣言していた。

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