怖がりの平愛梨 ホラー映画から卒業を宣言「私の中でファイナル」

[ 2015年6月20日 11:57 ]

映画「呪怨-ザ・ファイナル」初日舞台あいさつに登壇した平愛梨

 女優でタレントの平愛梨(30)が20日、東京・新宿バルト9で行われた映画「呪怨-ザ・ファイナル」の初日舞台あいさつに、タレントのおのののか(23)、落合正幸監督らとともに登壇した。

 主演を務めた平は、公開初日を迎え「宣伝部さんと“朝からホラーなんて見ないよ”って話していたので、朝からホラーを見てくれたんだということに喜びを感じています」と劇場いっぱいのお客さんに感謝し、「今日から全国で公開されるんだなって、ファイナルなので終わらせてしまうという寂しさもあるんですけど、初日を迎えられたことが本当にうれしく思います」と笑顔を見せた。

 また、監督から「愛梨さんは本当に怖がりなので、(怖がらすのが)本当に気持ちよかった」と言われるくらい、怖がりだという平に“もし続編があるなら何役で出たい?”と質問が飛ぶと「出ません!私の中でホラーファイナルなんです」とコメントして会場を沸かせ、「今回、共演させていただいて、本当に俳優さん女優さんってすごいんだなって思ったんです。お芝居と分かっているのに怖くて、精神的にダメだったので、差し入れは持って行きますけど、私は出ません」とキッパリと出演拒否。

 一方、霊感が強く、撮影が始まる前から心霊体験が続いているというおのは、「ほとんど演技も初めてなのに素敵な役をやらせていただいて大満足なんですけど、お化けを見たり、肩を叩かれたりするので、このまま主役まで上り詰められるかな」と笑みを見せて冗談ぽく語り、「実体験を基にまたホラー映画に出たいですね」と意欲満々。これに監督は「またこの劇団呪怨を使って、おのさんの体験を取材して、全員出演してもらってホラー映画を作りたいですね。もちろん愛梨ちゃんも逃しませんので」と目を輝かせた。

 最後に平は「呪怨って生霊なんです。死んだはずなのに生きていると思ってこんなことが起こっているみたいなので、この作品に出会って、よりご先祖様に手を合わせる意識が湧きました。なので、全国で皆さんに見ていただいて、(呪怨を)成仏させてもらえたなって。こういうお話はあってはならないことなので、本当にファイナルで終わってほしいと思っています」とメッセージを送り、再び会場を沸かせた。

 本作は、ハリウッドリメークもされ世界中を恐怖の渦に巻き込んだ「呪怨」シリーズの最新作にして最終章となるもので、失踪した妹の行方を捜す姉の麻衣(平)の周りで不可解な事が次々と起こり始めるというストーリー。新宿バルト9ほかで全国公開中。このほか、同舞台あいさつには桐山漣(30)、柳ゆり菜(21)、最所美咲(34)、小林颯(9)、主題歌を担当したDoubleも登壇した。

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