渡辺謙 トニー賞女優賞の相手役を称える「まさに戦友です」

[ 2015年6月9日 07:26 ]

授賞式のショーでダンスを披露する渡辺謙とケリー・オハラ(AP)

 渡辺謙(55)が9日、「王様と私」で共演し、「第69回トニー賞」ミュージカル部門で主演女優賞を獲得したケリー・オハラ(39)を「戦友」と称えた。

 渡辺もミュージカル部門主演男優賞にノミネートされたものの、受賞はならなかったが、オハラが壇上で「私の王様、渡辺謙」と感謝のあいさつをすると、会場の渡辺は涙ぐんでいた。

 渡辺はツイッターで「長い長い1日でした」とし、「アンナ役のケリーはこれまで6回ノミネートされて初授賞。これ六年間じゃ無いんです。こちらはロングランが普通ですから、10年も苦渋を飲まされてきたんです。初日のカーテンコールの後、舞台袖で『本当にここに来てくれてありがとう』と言ってくれました。まさに戦友です」と紹介。

 2005年の「広場の光」以来「マディソン郡の橋」など5作品でノミネートされながら受賞を逃してきたオハラだが、今回渡辺とのコンビで初受賞しただけに、大喜びだった。

 授賞式のショーではオハラとともに「王様と私」の衣装を着て踊り、同作を代表する曲「Shall We Dance?」を歌った。会場には妻で女優の南果歩(51)も駆け付けた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月9日のニュース