長瀬智也 11年ぶりクドカン作品で地獄の赤鬼ロッカーに

[ 2015年5月28日 05:30 ]

映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の監督を務める宮藤官九郎(左)と神木隆之介

 TOKIOの長瀬智也(36)が、宮藤官九郎(44)が監督と脚本を務める映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(来年2月公開予定)に赤鬼役で主演する。

 地獄で高校の軽音楽部顧問を務め、ロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のボーカル兼ギターでもある「キラーK」役。修学旅行の途中で事故に遭って地獄に落ちた男子高校生の大助に、現世へのよみがえりを懸けてギターの猛特訓をする。

 キラーKは「手はジミ・ヘンドリックスとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」を自称。ロックと和のテイストが融合したスタイリッシュな外見で、特殊メークは90分かかるという。

 大助役は神木隆之介(22)で、1月からギターを練習。宮藤が作詞したオリジナル曲が9曲あり、長瀬と神木がギターを演奏し歌う。

 宮藤は監督4作目。「高齢化社会だし、自分もいつか死ぬし、“死ぬのが怖くなくなる映画”を作りたいと思ったのが発端。皆さんの魅力を撮りこぼさないよう細心の注意を払うのみです」と意気込み。長瀬は宮藤の監督作に出演するのは「真夜中の弥次さん喜多さん」以来11年ぶり。「キラーKの扮装は、パッと見るだけでは僕だと分からないんじゃないかな。衣装も音楽もとても格好いいので、期待してください」と自信を見せた。

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2015年5月28日のニュース