「まれ」第6週平均19・2%…4週連続大台割れも前週から上昇

[ 2015年5月11日 10:05 ]

NHK連続テレビ小説「まれ」の主演を務める土屋太鳳

 NHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)の第6週の平均視聴率は19・2%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが11日、分かった。4週連続“大台”割れも、前週から0・8ポイント上昇した。

 4日17・4%、5日19.6%、6日18・9%、7日18・7%、8日21・0%、9日19・8%だった。週間平均は第1週20・6%、第2週21・0%、第3週19・7%、第4週19・9%、第5週18・4%。

 2014年度前期「花子とアン」で主人公の妹・ももを演じた女優の土屋太鳳(たお=20)がヒロイン。石川県能登地方で生活する生真面目な津村希(つむら・まれ)が、パティシエになる夢をかなえるため横浜市の洋菓子名門店で修業。試練を乗り越えながら、能登で自分の店と家族を持つ決心をする姿を描く。

 朝ドラ通算92作目。ドラマ「いま、会いにゆきます」などで知られ、2009年に橋田賞を受賞した篠崎絵里子氏(46)がオリジナル脚本を手掛ける。オープニングテーマ「希空~まれぞら~」は朝ドラ史上初となるヒロイン・土屋による作詞。9月26日まで、全156回。

 第6週は「母娘キャロットケーキ」。希(土屋)の前に現れ、華やかなケーキを作った女性は、藍子(常盤貴子)の母で、希が初めて会う祖母・ロベール幸枝(草笛光子)だった。藍子は幼い自分を捨ててフランスに渡り、徹(大泉洋)との結婚式にも出席しなかった幸枝を今も許せずにいた。希は2人の仲を取り持つべく、幸枝のケーキを藍子に食べてもらおうとパーティーを企画。助手として幸枝のプロの技を学ぶ中、再びケーキ作りにのめり込む…という展開だった。

続きを表示

2015年5月11日のニュース