松本人志、つんく♂に“エール”「声を失うことで言葉の重み増す」

[ 2015年4月12日 10:23 ]

つんく(左)とダウンタウンの松本人志

 「ダウンタウンの」松本人志(51)が12日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。喉頭がん治療のため声帯を全摘出した「シャ乱Q」ボーカルの、つんく♂(46)について「頑張ってと言うのは幼稚」と前置きしながら「声を失うことで言葉の重みが増すと思う」とエールを送った。

 シャ乱Qは、ダウンタウンが司会を務める同局の音楽番組「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」にたびたび出演しており、互いに軽快なトークを展開してきた。「本当にきつかったのは、半年、1年前だったと思う」と切り出した松本は「これからどうなるんやろという不安や苦しみ。一回治ったのに治ってなかったというか。凄く悩んだと思う」とつんくが抱えていただろう苦悩を思いやった。

 その上で「今は悟りを開いている状態だと思う。われわれのレベルで、ものを考えていない」とし「頑張ってねというのは幼稚」と持論を展開。さらに「皮肉なことで、声を失うことで彼の言葉の重みがもの凄く増すと思う」と松本。「これから彼が書く歌詞が、えげつないパワーを持つと思うので、すごく注目したい」と期待を込めた。

 また「こういう試練を与えられた、良くも悪くも選ばれた人」という表現も。「試練を与えられても世の中のために(何かを)やってくれるんだろうと、選ばれてしまった男」とし、自身が大病を患った際には「自分も選ばれた人だと思って、健康なやつを見下して生きてやろうと思う」と話した。

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2015年4月12日のニュース