「電撃ネットワーク」の三五十五さん死去、52歳 肺がんを公表

[ 2015年3月4日 14:06 ]

3日死去した「電撃ネットワーク」の三五十五さん

 パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」の三五十五(さんごじゅうご、本名小林祐司=こばやし・ゆうじ)さんが3日23時43分、死去した。52歳だった。茨城県出身。葬儀は身内のみの密葬として行われ、後日お別れの会を開く。

 三五十五さんは13年7月に肺がんを公表し闘病中だった。がん宣告時には余命1週間と言われ脳にも転移したが、懸命のリハビリで昨年12月21日には約1年半ぶりに車椅子姿で舞台に登場、「一刻も早く完全復帰を」と話していたがかなわなかった。

 「電撃ネットワーク」は南部虎弾(63)、三五十五さん、ギュウゾウ(50)、ダンナ小柳(46)の4人で構成、1990年にテレビデビュー。ケガもいとわない体を張った過激な芸で知られ、海外にも進出。欧米諸国においては「TOKYO SHOCK BOYS」の名前で、高く評価されてきた。

 三五十五さんは、パフォーマンスの司会役を務めるほか動物に詳しく、ショーに出演するサソリなども調達。熱帯魚にも造詣が深く、雑誌に連載も持っていたこともあった。また音楽活動ではド演歌千三郎の名前でも活躍していた。

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2015年3月4日のニュース