ささきいさお スタローン吹き替え30年以上も「やるたびに難しい」

[ 2015年3月4日 16:24 ]

日本語吹き替え版でスタローンの声を担当したささきいさお(左)

 米アクション映画「エクスペンダブルズ3 ワールド・ミッション」のブルーレイ&DVD発売を記念した日本語吹き替え版のプレミア試写会が4日、都内で行われ、主演シルベスター・スタローン(68)の声を担当した歌手で声優のささきいさお(72)が会見した。

 「勝利への脱出」(1981年)からスタローンの吹き替えをしているささきは、「彼は年々声が低くなっていて、不明瞭な部分もある。低い声は力むとあざとくなるので、1週間くらい前から発声して臨むけれど、やるたびに難しいと思いますね」と照れ笑い。それでも、アフレコはハリソン・フォード(72)役の村井國夫(70)、メル・ギブソン役(59)の磯部勉(64)ら旧知の俳優と一緒にできたそうで、「ふだんは2~3人ずつなのに、今回は主役級がひとつのスタジオに一堂に会したから楽しかった。吹き替え版は字幕を追わなくていいから、芝居を丁寧に見られる貴重なものになったと自負している」とアピールした。

 また、ブルーレイ&DVDの応援団を務めるアイドルグループ「X21」の泉川実穂(16)、白鳥羽純(15)、籠谷さくら(15)も駆け付け、白鳥は「隣で本物の声が聞けて、テンションが上がっちゃいました」と笑顔。籠谷は、同作のパトリック・ヒューズ監督の来日時にインタビューした際、DVDがヒットすればパート4(製作未定)への出演を約束されたそうで、「1人10万枚で、30万枚売ります。敵のリーダー役をやりたい。空手初段なので、アクションも全然いけますよ」と意気込んだ。ささきも、「こんなかわいい悪役だったらいいね」と目を細めていた。

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2015年3月4日のニュース