弁護士が分析 ジョージのモラハラ事実でも離婚成立微妙、隠し玉必要

[ 2015年3月4日 09:00 ]

第1回口頭弁論を終え囲み取材を受ける高橋ジョージ

三船美佳、高橋ジョージ離婚訴訟

 離婚問題に詳しい嵩原安三郎弁護士は、美佳がモラハラを理由に離婚を求めていることについて「報じられているモラハラが全部事実で原告が我慢できないとしても、現段階で法的に離婚が認められるかは微妙な状況」と分析。原告が裁判所に離婚を認めさせるには「(モラハラの)証拠など隠し玉が必要」とした。

 一方、高橋が1月の会見で、報道陣から「(美佳に対し)口うるさかった?」と聞かれ「間違っていることは、なぜかと説明しないと…」などと答えたことに触れ、「程度はきつくはないが、基本的には認めることを言っていた」と指摘。裁判の行方に影響する事項として「(高橋が)どこまで認めるか」も挙げた。

 その上で「女性側が離婚を強く望み、男性側は保護者的な立場を自任している場合、男性が譲歩し意外とすんなり離婚が成立する」と解説。裁判所は、原告の離婚の意思が強いことなどから、被告側に和解や、離婚の条件面を争うよう方針変更を勧める場合もあるといい、「双方が冷静さを欠いたり意地を張り合っているケースとは違う。経験上、急転直下で離婚が成立する可能性も十分に考えられる」とした。

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2015年3月4日のニュース