「花燃ゆ」 視聴者に「新しさ」ゆえの「戸惑い」も

[ 2015年1月22日 15:01 ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務める井上真央

 井上真央主演のNHK新大河ドラマ「花燃ゆ」が、第3話の視聴率が15・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と第2話と比べ2・4ポイントアップした。初回視聴率は歴代ワースト3の16・7%と振るわなかったが、ここまでのところ視聴者の評価はどのようなものなのだろうか。その声をまとめると、「新しさ」ゆえの「戸惑い」を感じている視聴者も多いようだ。

 データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(3000人登録)によると、「花燃ゆ」の初回満足度は3・6(5段階評価)。決して低くない満足度ではあるが、過去2作の初回(「軍師官兵衛」が3・62、「八重の桜」が3・76)を下回った。また、第2話で3・58、第3話で3・49と下降している。

 視聴者の回答からは、「新しい大河ドラマ、初回からワクワク感覚があって今までの大河ドラマと違った感じがした」(46歳・男性)、「NHKの大河ドラマにしては最近にない面白味がある」(71歳・男性)、「時代の変革前で本来なら退屈な時期なのに、退屈せずに視聴できた。面白い」(47歳・男性)」など、、今までと違った大河ドラマの「新しさ」を歓迎する意見が聞かれた。

 一方で「大河ドラマらしい重さがなく、不満が残った」(51歳・女性)」、「台詞がまるで現代劇」(47・歳男性)といった伝統的な重厚感を求める視聴者も。また、「展開が早い」(55歳・女性)、「時間の進行の説明が下手で、時代背景がわかりにくい」(55歳・男性)」といったストーリーの時間の流れに戸惑う人もいた。

 新しさを求める視聴者もいれば、本格指向のオールドファンと、50年以上の歴史を持つ大河ドラマだけに、見方はそれぞれ違う。すべてを満たすことは至難の業で、無理に合わせようとすればストーリー自体が散漫になりかねない。

 物語はまだ始まったばかり。1年に及ぶ放送は今後どのような展開になっていくか、作り手の意思に委ねるしかないが、一本筋の通った作品になることを期待したい。

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