前田敦子サプライズ登場「歌詞間違えたけど」卒業ソング熱唱

[ 2015年1月22日 05:30 ]

200位「夢の河」でサプライズ登場した前田敦子(中央)は笑顔でファンの声援に応える

 AKB48のライブイベント「リクエストアワー セットリストベスト1035」が21日、東京ドームシティホールでスタートした。2012年8月27日にAKBを卒業した前田敦子(23)がサプライズで登場し、卒業以来初めてAKBの曲を、2000人の観衆の前で歌った。

 48グループ関連曲1035曲をファン投票で順位付けする催し。ライブ前に201位まで発表済みで、この日は200位から171位までをメンバーが順次披露した。

 前田が登場したのは、オープニングの200位「夢の河」。自身の卒業ソングで、同期メンバーの高橋みなみ(23)ら計6人が待つステージにゆっくりと歩み出た。

 会場からは「うそ!?」「うおー!」「あっちゃん!!」の大歓声。前田は卒業以来初めてAKBの曲を歌うことに感慨無量の様子で、目にうっすらと涙。途中、歌詞を間違える場面もあったが、一緒に歌った高橋らから間奏で笑いかけられると、とびきりの笑顔を返した。会場の盛り上がりに高橋は「1曲目でピークが来ちゃった。ここからが大変」と苦笑いした。

 前田は13年7月にAKBの札幌ドーム公演にゲスト出演したが、歌ったのは自身のソロ曲だけでメンバーと一緒に歌う場面はなかった。昨年6月に卒業した大島優子(26)が卒業からわずか9日でAKBのライブにサプライズ出演してメンバーと一緒に歌ったのと比べるとAKBと距離を置いている印象だった。

 今年はAKB10周年。前田は歌唱後、関係者を通じ「歌詞間違えちゃったけど、楽しかったです」とだけ語ったが、初期メンバーとして、記念イヤーを盛り上げたい思いが強いようだ。イベントは25日まで続く。

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