吉本実憂 映画初主演で「大きな壁を乗り越えた」

[ 2014年11月29日 17:24 ]

初主演映画「ゆめはるか」完成披露試写会に出席した吉本実憂

 女優の吉本実憂(17)が29日、都内で行われた初主演映画「ゆめはるか」(監督五藤利弘、12月13日公開)の完成披露試写会に家族を演じた元フジテレビアナウンサーで女優の山村美智(58)、声優で俳優の山寺宏一(53)、子役の高橋美波(8)とともに登壇した。

 15歳で脳腫瘍を宣告された少女(吉本)が病気と戦いながら、生きる喜び、家族の温かさ、友情を感じながら成長していく姿を描く希望の物語。

 現在、放送中のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で栄姫を熱演している吉本にとって、映画初出演にして初主演の記念作となるが、「お話を頂いた時は素直に喜んだ。家族にも伝えたらみんな喜んでくれた」とニッコリ。難しい役どころだったが、「お芝居として大きな壁を乗り越えることができたし、課題もできた。自信にもなったし、スタートがこの作品だというのは絶対に忘れない」としみじみ。「どんな役でもぶつかってやっていきたい。実力を上げて、いろんな人の知ってもらいたい」と今後を見据えた。

 撮影は今年の3月~5月。(主人公家族の)本田家のロケ現場は五藤監督の自宅だったといい、吉本が「賑やかなかな家族で、ちっちゃい机をみんなで囲んでお弁当を食べました」と撮影を振り返ると、五藤監督がすかさず「ちっちゃくでごめんなさい」と平謝り。撮影での和やかな雰囲気を垣間見せる一幕もあった。

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2014年11月29日のニュース