宮沢りえ 吉田監督のサプライズに感涙「忘れられない日に」

[ 2014年11月15日 13:36 ]

映画「紙の月」初日舞台あいさつで吉田監督からの手紙に感極まって涙する宮沢りえ

 女優・宮沢りえ(41)が15日、7年ぶりの主演映画「紙の月」(監督吉田大八)が封切られた東京・丸の内ピカデリーで初日舞台あいさつを行った。

 既に東京国際映画祭の最優秀女優賞、山路ふみ子映画賞の女優賞など今年の映画賞を席巻する勢いだが、宮沢は「やっとこの日を迎えられた興奮が、体中に漂っています」と感慨深げ。続けて「人生が音楽であるならば、この作品との出合いは貴重で大切な1小節になりました」と喜びをかみしめた。

 吉田監督はこの日のために、サプライズで宮沢に手紙を用意。「今はやめましょう。楽屋で」と抵抗する宮沢をよそに読み上げ始めた。

 「この作品は途中でつぶれると思っていたが、宮沢さんがオファーを受けてくれた瞬間からみるみる形を成していった。自分のすべてを惜しみなくさらけ出して、現場を引っ張ってくれた。またいつか一緒に、もっと大きなものをつかまえる旅に出ましょう」

 途中から宮沢は何度も涙をぬぐい「ブスになっちゃった」と大照れ。それでも、吉田監督と歓喜の抱擁を交わし「こういうのを感無量って言うんですかねえ。本当に忘れられない日になりました」と感激を新たにしていた。

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