識者は…大澤弁護士「のちの裁判基準に」中森氏「針のむしろ」

[ 2014年11月15日 05:32 ]

日テレ女子アナ内定取り消し訴訟

 ▼大澤孝征弁護士 本人が正直に申告したことを逆手にとって、日テレが内定取り消しをしたことの合理性を認められるのは難しい。入社予定の来年4月までに裁判が終わらない場合でも、判決で原告の主張が認められれば、企業側はそれに従い原告を受け入れなければいけない。合議制で取り扱われることになったのは、これがのちの裁判で基準になる可能性があるため、より慎重に判断するためだと思う。

 ▼中森明夫氏(コラムニスト)女子アナはテレビ局の社員ではあるが、若く美しいイメージを使い局がビジネスをするタレントでもある。水商売はタレントにとってはマイナスイメージでファンが離れる。笹崎さんの主張に分があるように見えるが、日テレ側の気持ちも分かる。入社できたとしても針のむしろ。今回の件で有名になったのだから、フリーキャスターなどの道もあると思う。

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2014年11月15日のニュース