永作博美　入れ替わるなら我が子「気持ちが分かったら時短できる」

ＮＨＫ「さよなら私　女子会」に参加した永作博美

　女優・永作博美（４４）が１５日、放送中の主演するＮＨＫドラマ１０「さよなら私」（毎週火曜午後９時）の、東京・渋谷区の同局で行われたファンミーティング「さよなら私　女子会」に出席した。

　永作が演じるのは、夫の不倫相手であることが分かった高校時代の親友と心が入れ替わってしまう主婦という難役。特に親友役の石田ゆり子（４５）と心が入れ替わる“階段落ち”のシーンでは１カットに１２回のテイクを重ね、「こんなに高い所から落ちると普通は死ぬなと思われるかもしれないけれど、そういう情報を省くためよりリアルに、一瞬だけれど丁寧に大事に撮らなければいけなかった」と振り返った。

　この日は集まった約７０人のファンに「誰と入れ替わりたいか？」というアンケートを実施し、最も多かった回答は「我が子」（７人）。３歳の息子を持つ母親が「怒ったりする時に、どういう気持ちか知りたい」と告白すると、２児の母である永作も「私も知りたいですね。よく分かります。気持ちが分かったら、いろいろなことで時短できますからね」と同調した。

　そして、「読めば読むほど考え抜いたなと思える脚本で、どうしていいか分からない時は入れ替わりたくなります」と、同席した岡田惠和氏（５５）の脚本を絶賛。放送は第５回までが終了したが、「まだまだいろんなことが起きますが、セリフや展開がどんどん深いところに入っていく。私自身も楽しみなので、最後まで見届けてください」とアピールしていた。