里見浩太朗、36年ぶり大江戸捜査網 今回は“上司”内藤勘解由役

[ 2014年11月15日 06:00 ]

テレビ東京「大江戸捜査網2015」に出演する里見浩太朗

 俳優里見浩太朗(77)が来年1月2日にテレビ東京で放送される5時間の新春ワイド時代劇「大江戸捜査網2015~隠密同心、悪を斬る!」(開始時間未定)に出演することになった。

 同作は、同局で1970~92年に全713話を放送し、「死して屍(しかばね)、拾うものなし」のナレーションでも知られた人気時代劇シリーズ「大江戸捜査網」の復活版。松平定信の命を受け、市井の者として暮らしながら、裏の顔では、江戸の人々を守るために命をかけて悪と戦う「隠密同心」の活躍を描いた作品。

 里見は当時、十文字小弥太役で主演した杉良太郎(70)の後を継ぎ、74~79年に2代目主演として主人公・伝法寺隼人に扮して存在感を発揮した。

 今回は、高橋克典(49)演じる主人公・十文字小弥太をリーダーとした「隠密同心」に指令を下す“上司”の内藤勘解由(かげゆ)役。情が厚く、「隠密同心」たちの身を常に案じているが、感情を表に出すことはめったにないという役どころ。里見の主演時には、故中村竹弥さんが演じていた。

 里見は36年ぶりの「大江戸捜査網」の出演に、「(過去の作品は)かなり忙しい時期に撮った作品でその分思い入れがあり、“大江戸捜査網”という名前を聞くだけで、ワクワクします。生まれ故郷に帰ってきた気持ち」と感慨深げ。今作の撮影では故中村竹弥さんが頭に浮かぶそうで「竹弥さんの威厳をしっかりと引き継ぎ、天国から“お、浩ちゃん、やってるね!”と言っていただけるように、私なりの味を出して、隠密同心を束ねる内藤勘解由を演じていきたい」と気合を入れた。

 瑳川哲朗(77)、かたせ梨乃(57)、山口いづみ(60)らの出演も決まった。

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2014年11月15日のニュース