食ドラマの先駆け「深夜食堂」映画化!10月にはドラマ第3弾開始

[ 2014年8月15日 05:37 ]

映画化されるドラマ「深夜食堂」。主演は「めしや」のマスターの小林薫

 俳優の小林薫(62)主演でシリーズ化された深夜ドラマ「深夜食堂」が映画化される。繁華街の小さな食堂で、マスターと客が繰り広げる日常を描く。10月からTBS系でシリーズ第3弾「深夜食堂3」が放送され、その勢いのまま、松岡錠司監督による劇場版が来年1月31日に公開される。

 東京・新宿の繁華街で深夜だけ営業する「めしや」が舞台。こわもてマスターの小林は、ゲイバーのママなど夜の住民の胃袋を満たしている。ドラマ版では、客の要望に応じて、どんなメニューでも用意。劇場版にはナポリタン、とろろご飯、カレーライスが登場。これらの料理を題材にしたオムニバス作品になる予定で、小林は松重豊(51)、安藤玉恵(38)らのレギュラー陣に加え、高岡早紀(41)らゲスト出演者とユーモラスなやりとりを展開する。

 近年の深夜ドラマには、「花のズボラ飯」「孤独のグルメ」「たべるダケ」など、食がテーマの作品が続々と投入されている。小腹がすく夜中に視聴者の食欲を刺激。その先駆けが、09年放送開始の「深夜食堂」だ。11年に第2弾が放送され、DVDや配信も人気を博している。

 勢いに乗ってスクリーン進出となり、小林は「“問題意識を持ってきてください”みたいな映画が一方であるとしたら、深夜食堂は問題意識なんてなくて良い。どう受け止めてくれるのか予想がつかないので楽しみ」と話している。主題歌には歌手高橋優(30)の「ヤキモチ」が起用された。

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