「美味しんぼ」原作者の雁屋哲氏 鼻血描写に「ここまで騒ぎになるとは」

[ 2014年5月4日 19:35 ]

 小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載中の漫画「美味しんぼ」原作者の雁屋哲氏(72)が4日、自身のブログを更新、4月28日発売号に掲載された「福島の真実編」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す描写で批判が相次いだことについて「ここまで騒ぎになるとは思わなかった」とし、この続きで「もっとはっきりとしたことを言っている」とつづっている。

 ブログで雁屋氏は「今まで私に好意的だった人も、背を向けるかも知れない」として、「真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない」と2年かけて取材した福島について見たままを書くという。

 また、「真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか」「私は真実しか書けない」と決意を述べ、「『美味しんぼ』が気にいらなければ、そのような『心地の良い』話を読むことをおすすめする」とまで語り、本格的な反論は「福島の真実編」の続きが発行されてから行うとした。

 同誌編集部は「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はありません」などとするコメントをのホームページで発表。「鼻血や疲労感は、綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した。取材先や作者の実体験について、医師に見解を問う展開となっている」とした上で、検査で安全と証明されている食品・食材を無理解で買わない風評被害を、これまで連載で批判してきたと説明している。

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