歌丸 肺疾患と肋骨骨折で入院「元気で動いています」

[ 2014年4月5日 05:30 ]

桂歌丸

 落語家で落語芸術協会会長の桂歌丸(77)が、肋骨骨折と肺疾患で横浜市内の病院に入院していることが4日、分かった。この日、都内で行われた新真打ち昇進お披露目を欠席し、落語芸術協会から発表された。先月20日に大阪からの移動中にせき込み、胸に痛みを覚えたという。食事も取れず痛みが増し呼吸も苦しくなったため、29日に病院へ。「肋骨骨折」と「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患」と診断された。

 歌丸は文書で「動いたり話をすると痛みがあるため、ある程度動ける状態になるまでお休みをいただく所存でございます。退院時期は未定でございますが、体と相談しながら復帰を目指したいと思っております」とコメント。関係者によると「体重38キロの痩身なので心配されましたが、ベッド上では元気でちょこまか動いています」という。協会によると、今月下旬に仕事復帰する予定。

 また、司会を務める日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)の5日の収録(5月中旬放送予定)は欠席で、歌丸は「私の代わりに誰が司会を務めるかはお楽しみにしていてください」としている。10年2月に肺炎で入院した際も同番組を休んでいる。

 ▼慢性閉塞性肺疾患 慢性気管支炎と肺気腫の総称。肺胞や気道が炎症を起こし、主な症状は慢性のせき、たん、動いた時の息切れなど。重症化すると呼吸不全になる。喫煙などが主な原因。

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2014年4月5日のニュース