日本で会員１００万人超え　既婚者向けサイトＣＥＯが語る恋愛観とは

交流サイト「アシュレイ・マディソン」を運営するノエル・バイダーマンＣＥＯ

　米国、日本など世界３７カ国で既婚者向けの会員制交流サイト「アシュレイ・マディソン」を展開するアビッド・ライフ・メディア社（カナダ・トロント）を運営するノエル・バイダーマンＣＥＯ（４２）がこのほど来日、日本でのサイト会員数が世界最速ペースで１００万人を突破したことに「予測していた通り」と自信を示し、独自の恋愛観を披露した。

　昨年６月にサイトを立ち上げ、８月に来日した際には当時不倫騒動にあった女性タレントに「堂々と出てくればいい」とアドバイスを送っていた。

　バイダーマン氏は日本で取ったアンケートについて「他国はオブラートに包んだ表現をするが、日本は１対１になる前にかなりオープンになっている」と、“あけすけ”にコミュニケーションを求める傾向があることを指摘した。しかもパートナー以外との恋愛についても、夫婦関係には好影響ととらえる傾向も強いことも明らかになり「将来は結婚を再定義しないといけないかもしれない」とも語り、従来の考えからの変革が迫られることにも言及した。

　さらに著名人の恋愛ゴシップについても「私たちのサイトを使えばいい。秘密は厳守だからね」と、その匿名性と安全性に自信を示していた。