前回準Vの「和牛」初優勝 NHK上方漫才コンテスト

[ 2014年3月15日 07:57 ]

トロフィーを手にガッツポーズする「和牛」の水田(左)と川西

 芸歴10年以内の関西若手漫才師No・1を決める「第44回NHK上方漫才コンテスト」が14日、大阪市内であり、前回準Vの「和牛」が初優勝した。水田信二(33)は「漫才やってて一番」、相方の川西賢志郎(30)は「いやー、うれしい!」と喜びを爆発させた。

 予選を勝ち上がった6組が2ブロックに分かれて4分の漫才で対決。Bブロック1番手の和牛は、結婚式を抜け出してきた恋人役の川西を、水田が理屈っぽく責め立てる漫才で突破。8分の長尺ネタで競う「タナからイケダ」との最終決戦は洋服店店員と客のやりとりで、客役の水田が1本目に続いて、へ理屈をこねるネタで爆笑を誘った。

 06年8月に結成。今月2日のytv漫才新人賞でも2位。“銀コレクター”が初めてつかんだ頂点。水田は「自分のために降ってくる紙吹雪って最高」、川西は「漫才で1等賞が獲れてよかった」と目を潤ませた。

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2014年3月15日のニュース