「ミラーマン」石田信之がん告白「仕事は続けたい」

[ 2014年3月15日 05:30 ]

2011年、円谷プロ特撮ヒーローシリーズDVDのヒット祈願、当時を思い起こし、力強くヒット祈願する俳優の石田信之

 70年代に人気を集めた特撮ヒーロー番組「ミラーマン」(フジテレビ系)で主人公を演じた俳優の石田信之(63)が、がんで闘病中であることを自身のブログで明らかにした。

 がんは大腸と、ここから転移した肝臓、転移ではなく別に胃にも見つかり、医師からは「ステージ4」と診断され、3日に8時間に及ぶ手術を受けたという。

 「がんというインベーダーは、確実に体をむしばんでいました」と公表。「ミラーマン」の中で地球に侵入してきた敵「インベーダー」に、がんを例えた。

 体に異常を感じたのは1年前で「骨盤に変な痛み、鈍痛?の様な痛みがありました。しばらくほっといたら治ったり痛くなったり、まーこんなこともあるかな?程度でした」。その後、半年ほど前から体調不良が続き、今年1月に病院でがんが見つかった。

 当時、病院に付き添った長女は臨月で「娘が驚いて産気づかないか心配になりました(笑)」と明るくつづりながらも、「青天のへきれきと言うかまさか、自分が?と言う気持ちと、ああやっぱりね、という気持ちと」などと、複雑な心情を明かしている。

 手術後は、一時退院したが「まだ肝臓と胃が残っている」状態。今月中にも胃がんの検査と手術をする可能性があるという。「治療しながら仕事は続けたい。それが生きる希望につながっています」と前向きに闘うことを誓っている。

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2014年3月15日のニュース