赤木春恵、孫同伴の晴れ舞台「素晴らしい思い出になりました」

[ 2014年2月14日 05:30 ]

孫で俳優の野杁俊希と一緒にオープニングセレモニーに登場した女優主演賞の赤木春恵

 2013年(第68回)毎日映画コンクールの表彰式が13日、川崎市のミューザ川崎シンフォニーホールで行われた。「ペコロスの母に会いに行く」で初の女優主演賞に輝いた赤木春恵(89)は「残り少ない人生の中で素晴らしい思い出になりました」とスピーチし、会場を感動に包んだ。

 赤木がステージ上に姿を見せると、この日一番の大きな拍手が湧き起こった。134本目にして初めて主役を張った「ペコロスの母に会いに行く」で女優主演賞を獲得。両膝を痛めており、孫で俳優の野杁(のいり)俊希(24)に車椅子を押されての登場だったが、表情は晴れやかだった。

 「ただいま89歳でございます。来月に90歳の誕生日を迎えます。そんな時期に“ペコロス”に出合えました。温かく優しいスタッフが支えてくれたおかげで迷いもなく自然体でできました。思いがけなくも賞をいただき、こんなうれしいことは二度とありません」

 信頼を寄せる森崎東監督(86)とタッグを組んだ作品は長崎在住の漫画家・岡野雄一氏(64)の介護日誌漫画を映画化したもの。次第に記憶をなくしていく認知症の老母をかわいらしく演じ、存在感を見せつけた。

 表彰式に先立つオープニングセレモニーでは一般ファンを前に「東京の府中に40年住んでますが、川崎にお伺いすることはなかった。川崎の皆さんのご健康とご幸福をお祈りします」とあいさつし、喝采を受けた。

 日本映画優秀賞を贈られた森崎監督はつえに助けられながら元気に登場。進行役から「喜びのコメントを一言」と水を向けられると「一言では言えません。想像していただきたいと思います。どうやら夢ではないらしい…」とあいさつし、会場の雰囲気を和ませた。

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