黒木メイサ「私も年を取ったなぁ」に中井貴一「おい！」

テレビ朝日開局５５周年記念ドラマ「時は立ちどまらない」制作発表会見に登場した黒木メイサ

　女優の黒木メイサ（２５）が１２日、都内のホテルで行われたテレビ朝日開局５５周年記念ドラマ「山田太一ドラマスペシャル　時は立ちどまらない」（２２日後９・００）の制作発表会見に、中井貴一（５２）、柳葉敏郎（５３）、橋爪功（７２）らと出席した。

　２０１１年３月に起こった東日本大震災をテーマに、東北のとある海沿いの街に住む津波の被害を受けた浜口家と、受けなかった西郷家という２つの家族の崩壊と再生を描く。

　黒木は津波で婚役者を失う女性を演じている。「震災によって婚役者を亡くしてしまう難しい役どころだったが、私なりに全力でやらさてもらった」。山田作品への参加は今回が初めてで、「緊張しました。この年で先生と出会えたことがうれしい」と出会いに感謝した。

　会見で、ソチ五輪について聞かれた黒木が「ここ数年は年下の選手ばかりが気になる。私も年を取ったなぁと」と嘆くと、中井、橋爪ら年長者から「おい！」と総ツッコミ。先輩たちのツッコミに思わず「ごめんなさい」と苦笑いを見せ、笑いを誘うシーンもあった。