カントリー娘。募集!渡米の里田まい、心残りで事務所に直訴

[ 2014年2月12日 05:55 ]

米国へ出発した里田まい

 ニューヨーク・ヤンキースに入団した田中将大投手(25)と一緒に渡米した妻でタレントの里田まい(29)が11日、所属している「カントリー娘。」の新メンバーオーディションの開催を発表した。里田はプロ野球の“名誉監督”的な存在として残り、米国から新メンバーの活動を見守っていくという。

 自身の思いを受け継いでくれる新メンバー募集は、アイドル集団「ハロー!プロジェクト」の仙台公演で、1800人のファンを前に里田がVTR出演し発表。映像を通じて「このたび、私はアメリカに行くことになりました」と切り出し、米国で生活するにあたって「カン娘」の活動が「心配になった」と説明。「私もいろいろまだまだカントリー娘。として、やり残した事、たくさんあるので、できれば我こそは!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ応募してほしい」と強調した。

 カン娘は北海道の牧場で働きながらタレント活動する「半農半芸」アイドルとして99年に誕生。メンバーの加入・卒業を繰り返し、07年から一人で「カン娘」の看板を守ってきたのが里田だった。

 その里田も、夫のメジャー移籍に伴い渡米したばかり。守ってきた“看板”が消滅することを危惧し、所属事務所に新メンバーの募集を打診。田中との生活で慣れ親しんだ仙台で、所属事務所の後輩アイドルたちが公演を開催するにあたり、「この機会しかない」と自身の願いを公にした。

 所属事務所は「里田は巨人の長嶋茂雄終身名誉監督のように、カン娘の“象徴”として籍は残る」と明言。里田には「カン娘として売れたかった」という心残りがあり、目標として単独での全国ツアーを掲げてきた。10~17歳の女子を対象に、特設サイトで3月31日まで募集するオーディションで選ばれたメンバーに今後はバトンを託し、米国でマー君を支えながらカン娘の活動を見守ることになる。

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