片平なぎさ 数少ない犯人役「心のどこかで楽しんでいる面ある」

[ 2014年1月21日 18:07 ]

「福家警部補の挨拶」で数少ない犯人役に挑む片平なぎさ

 女優の片平なぎさ(54)がフジテレビの連続ドラマ「福家警部補の挨拶」(火曜後9・00)の第4話(2月4日放送)にゲスト出演。「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ」など、犯人を追い詰める役が印象深い片平が珍しく犯人役を演じる。

 主演の檀れい(42)が刑事役。先に犯人役が明かされ「刑事コロンボ」のように倒叙形式でストーリーが展開される。

 片平は、父親から引き継いだ銘酒の味を守るため殺人を犯してしまった酒造会社社長役。「犯人役は数少ないので、楽しんではいけないですが、役者としてはどちらの側も演じられる人間でありたいと思います。心のどこかで楽しんでいる面もありますね」と感想を語る。

 倒叙ミステリーには「感情表現をあからさまにいってしまうと視聴者の方々が『福家警部補に悟られないのはおかしい』と思ってしまうでしょうし、かといってひょうひょうとしていられるほど極悪犯でもないし」と役作りの難しさを口にした。

 貸川聡子プロデューサーは「片平さんと言えば、言わずと知れた2時間ドラマの女王として、探偵&刑事役でおなじみの方。その強い存在感が、いつもとは真逆の犯人役を演じていただいた時にどう作用するか。檀さんとの化学反応も期待して依頼させていただきました」と起用理由を話している。

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