「放送倫理上問題ある」BPO、テレ東報道番組に見解

[ 2014年1月21日 16:28 ]

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は21日、テレビ東京が2012年に放送したオウム真理教関連の報道番組で紹介された男性が、プライバシーの侵害を申し立てていた問題に対し「放送倫理上問題がある」とする見解を発表した。

 問題の番組は12年12月30日に関東圏で放送された「あの声が聞こえる~麻原回帰するオウム~」。男性をオウム真理教の後継団体アレフの信者として紹介し、関係場所やぼかしをかけた顔の映像などを放送した。

 委員会は番組の公共性や公益性を高く評価。その上で、男性を特定しうることや了承を得ずにカウンセリングの会話を隠し録音したことについて「私生活に承諾なく踏み込んだ放送で、プライバシーへの十分な配慮があったとは言えない」と結論づけた。プライバシー侵害は認定しなかった。

 テレ東は「人権の保護に配慮して放送した」などと反論していた。見解に対し「決定内容を精査し、今後の取材と放送に生かしたい」とコメントしている。

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