獅童 告別式で号泣「おふくろがいないと何にもできない」

[ 2013年12月20日 12:34 ]

喪主あいさつを終え、涙をぬぐう中村獅童

 17日に心不全で急死した歌舞伎俳優の中村獅童(41)の母小川陽子さん(享年73)の葬儀、告別式が20日、東京・南青山の梅窓院で営まれた。

 喪主をつとめた獅童は「おかあさん、本当にありがとう」と号泣しながらあいさつした。

 あいさつの中で獅童は「僕は思っている以上にお母さん子だったみたいで、おふくろがいないと何にもできないんだってことが、今ごろになって分かりました」と述べ、「僕が安心して舞台に立てるよう、安心して芝居ができるように、どれだけおふくろが陰で支えてくれていたってことが、今まで分かってたつもりなんですけど、こうならないと本当の意味で分かりませんでした。まだまだだめです」と母を亡くした喪失感を口にした。

 最後に「中村獅童はおふくろがつくった、小川陽子がつくった最高傑作だったと言われるような役者になれるよう頑張ります。皆さまの前で言わせてください。おかあさん、本当にありがとう」と言うと、感極まって涙を流した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年12月20日のニュース