大橋未歩アナ脳梗塞の一部始終を初告白「死ぬかもしれないと」

[ 2013年11月20日 06:00 ]

「主治医が見つかる診療所」2時間スペシャルに出演するテレビ東京の大橋未歩アナウンサー

 軽度の脳梗塞のため今年1月から療養し、9月に番組復帰したテレビ東京の大橋未歩アナウンサー(35)が25日、同局の「主治医が見つかる診療所」2時間スペシャルに出演し、発症から治療まで一部始終を初告白する。

 今回の番組のテーマは「脳卒中」で、患者代表として大橋アナが登場。脳梗塞の発症は夜就寝前に顔を洗っているときに左手に違和感が生じたことから始まり、倒れてしまったと告白。夫でヤクルトの城石憲之コーチ(40)が近くにいたためすぐに救急搬送されたものの、自分一人では「大事にしたくない」という思いから救急車を呼ばなかったかもしれない、呼ぼうとしても呼べなかったかもしれない、など詳細に語った。

 仕事復帰した今は「以前より元気です」と笑顔で話したものの、発症したときには「死ぬかもしれないという怖さがあった」と本音を明かした。

 番組では脳卒中発症の際に確認すべき重要な要素を示すキーワード「FAST」を紹介。「FAST」とはF=FACE(顔)、A=ARMS(腕)、S=SPEECH(話し方)、T=TIME(時間)をつなげたもので、顔や腕、話し方に変異が現れ、時間が勝負になることを表す。

 番組出演にあたり大橋アナは「皆様のあたたかい励ましのおかげで復帰後2ヶ月をつつがなく終えることができ大変感謝しています」と順調に仕事復帰したことを報告し、番組出演を決めた理由として「FAST」を特集することを挙げた。

 大橋アナのケースでも、後で振り返るとこのキーワードに全てが当てはまっていたそうで、「今回、番組では、このFASTをじっくり特集してくださるということで、全国の脳卒中患者を少しでも減らすための一助になれればと思い、出演させていただきました。このアルファベット4文字が患者自身や患者のご家族の人生を左右するかもしれません。是非、ご家族でご覧いただければと思います」と思いをつづった。

続きを表示

この記事のフォト

2013年11月20日のニュース