和田アキ子「千代っち」の思い出語る「またお友達がいなくなった」

[ 2013年11月9日 13:36 ]

昨年のNHK紅白歌合戦のリハーサルで、森光子さんと中村勘三郎さんの生前の映像が流れる演出に涙する和田アキ子

 歌手の和田アキ子(63)が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)で、8日に亡くなった島倉千代子さん(享年75)との思い出を語った。

 大先輩の島倉さんとは「本当に友達」で、私生活でも交流があった。「千代っち」の愛称で呼んでいたという和田は、昨年亡くなった「もりっち」「哲(のり)ちゃん」と呼ぶほど親しかった女優・森光子さん(享年92)、歌舞伎俳優の中村勘三郎さん(享年57)に続き、「またお友達がいなくなった」と嘆いた。

 美空ひばりさんに憧れていた島倉さんが、和田とひばりさんが飲みに行った話を聞いて「うらやましい」と言ったエピソードや、和田の誕生日パーティーのボウリング大会で、島倉さんが超スローボールを投げながらもストライクを取ってしまうという秘話も披露。

 最後まで歌への情熱を持ち続けた島倉さんは、和田に「70歳になってやっと自分の声が分かった気がする」と話したという。「悔しかったでしょうね。もう少し歌いたかったんではないでしょうか」と大先輩の心情を思いやり、「心からご冥福をお祈りいたします」とヒット曲「人生いろいろ」をかけてしのんだ。

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2013年11月9日のニュース