プリンセス天功「吉本がやるべき」 東京五輪開会式へ意欲

[ 2013年11月9日 07:10 ]

吉本興業入りの発表会見で池乃めだかが箱から現れるイリュージョンを披露したプリンセス天功

 吉本興業入りしたイリュージョニストのプリンセス天功(年齢非公表)が8日、大阪市内で所属記者会見を開いた。披露したイリュージョンでは「吉本興業」「イケメン」「高身長」と書かれた色紙を無人の箱に投げ入れてふたを閉じ、開けると、中から池乃めだか(70)が姿を現して会場を沸かせた。

 天功は欧米やアジア、アフリカなどで年間300公演をこなしてきた。「20年間、一度も休んでいない。家の地球儀に、行ったところにクギを刺しているが、刺していないのは海ぐらい」と笑う。

 夢も膨らむ。2020年の東京五輪開会式セレモニーについて「やっぱり吉本がやるべきだと思います」と力を込めた。北朝鮮に招待され、故金正日総書記らの前でマジックショーを披露したこともある。「吉本、ここにありでいきたい。選ばれたら全精力を懸けてやりたい」と意気込んだ。

 親交がある桂文枝もビデオレターで登場した。「30年ぐらい前のパリで調子が悪くてホテルの部屋にいると、パンを買ってきていただいた」。こう感謝した後、「フランスパンで堅かった。マジックで柔らかくしてくれるかと思ったが…」と続け、吉本入りを歓迎した。

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2013年11月9日のニュース