LUNA SEA「遺言」11曲…13年5カ月ぶりアルバム

[ 2013年11月9日 08:13 ]

13年5カ月ぶりのアルバム「A WILL」を発売するLUNA SEA。左から、J、INORAN、RYUICHI、真矢、SUGIZO

 5人組ロックバンド「LUNA SEA」が13年5カ月ぶりにオリジナルアルバムを発売する。「A WILL」で、12月11日にリリース。“終幕”として解散した2000年に発売した「LUNACY」以来の作品で11曲を収録している。

 10年の復活から3年。5人の特徴である、空気を切り裂くような疾走感のある曲が並ぶ。制作を終え、ボーカルRYUICHI(43)は「過去と未来が混在する作品。ファンがニンマリするような、LUNA SEAらしいフレーバーが詰まっている」と自信を見せる。

 ライブ感にこだわった作品。収録は何度でもやり直しができるが、ライブは一発勝負。機械的に音を切り貼りして1曲をつくるのではなく、「息吹のある作品にしたかった」と言う。以前は1曲を10時間歌って喉から血を出すこともあったが、「1曲を2回しか歌わない」と決めるなどライブを想定して歌った。

 「A WILL」とは「遺言」を意味する言葉。「未来への意思もあるし、これが最後の作品になっても良いという気持ちも込めている」と説明。デビュー時から変わらない「今ある最良のモノをつくる」という気持ちが表れたタイトルだ。

 来年5月に結成25周年。東京・台場での10万人野外ライブなど、世の中を驚かせる活動を続けてきたが、RYUICHIは「これからもファンを驚かせることをしますよ」と話している。

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2013年11月9日のニュース