足負傷も「よく頑張った」 北乃きい、竹中直人に絶賛された女優魂

[ 2013年11月9日 16:05 ]

映画「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」初日舞台あいさつに登場した(左から)フー・ビン、北乃きい、竹中直人

 映画「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」(監督深作健太)が9日、公開初日を迎え、神奈川県川崎市の109シネマズ川崎で行われた初日舞台あいさつに、俳優の竹中直人(57)、中国出身のモデルで俳優のフー・ビン(41)、女優の北乃きい(22)がそろって登壇した。

 忌野清志郎さんが率いたRCサクセションの名曲「雨あがりの夜空に」に乗せ、異国で暮らす娘(北乃)の結婚を阻止するため、日本から単身マレーシアに乗り込んだサラリーマン(竹中)と彼が旅先で出会った謎の中国人トラックドライバー(フー・ビン)が繰り広げる笑いあり涙ありのロードムービー。撮影は2年前、全編マレーシアロケで行われた。

 竹中は「マレーシアには1カ月ぐらいいたんですが、フー・ビンとは初対面からすぐ仲良くなれた。きいちゃんとも初めてでしたけど、自分の娘みたいな感じで、最高の現場を過ごすことができました。またこのメンバーで作品を作れたら」。フー・ビンも「すごく楽しかった、この映画」と日本語であいさつした。

 ほぼ毎日ウエディングドレス姿だったという北乃は撮影中に足をねん挫するハプニングもあったという。「ヒールを履いていたら、くじいちゃって。でも、なんとか乗り越えられました」と照れ笑い。竹中も「よくあの短期間で、中国語、マレー語も、ギターもよく覚えたなってびっくりしました。足をねんざしたのに最後までよく頑張った」と女優魂に脱帽した。

 北乃は先月、俳優の佐野和真(24)との復活愛が一部で報じられたばかり。降壇時に交際に関する質問も飛んだが、受け答えするはなく、そのまま会場を後にした。

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