今月出産予定の海原ともこ「産気づくまで番組に出たい」

[ 2013年11月5日 06:00 ]

息の合ったトークで人気上昇中の「なにしよ!?」のMCを務める西川忠志、海原やすよ、海原ともこ(左から)

 姉妹漫才コンビ「海原やすよ ともこ」とタレントの西川忠志(45)がMCを務めるテレビ大阪のお昼の生番組「大阪発☆しゃべるランチタイム なにしよ!?」(月~金曜前11・59)に新展開―!?地元密着の情報番組として7月にスタートし、大阪の主婦らに好評を得始めた矢先、海原ともこ(41)が第2子出産のため、まもなく産休に入る。産休直前のともこ、後を託される海原やすよ(38)と忠志が現在の心境や番組の展望を語った。

 画期的な大阪発・お昼の生中継帯番組を仕切る3人は、とにかく仲良し。各曜日のレギュラー陣とも和気あいあいとトークを繰り広げる。ともこは、「現場が明るく、みんな家族みたい。視聴者との距離の近さもラジオ的で、すぐにメールで反応してくれる」と語る。やすよも「番組がない土日は嫌なくらい楽しい」という。

 現在妊娠中のともこの出産予定日は、今月中旬。「2人目は男の子」と明かし、「本番中に産気づくかもしれないですけど、ギリギリまで出演したい!産後も一番先に帰ってきたい」と番組愛を強調した。産休中の代役は立てずに残った2人で進行するが、「不安は全然ない」と断言。ただ、「番組でみんなが楽しそうにしてたら、私が寂しくなると思う」。

 そんな姉の様子に、やすよは「産休中も番組チェックして、メールや写真を送って来そう。火曜のお悩み相談コーナーに応募してきてもええよ」と笑顔。「ともこが戻るまでに、視聴率も内容も上げたい」と意気込んだ。忠志は「僕も寂しい」とともこの不在を嘆いたが、ともこが第2子妊娠を公表したのが7月の同番組制作発表会見。「この番組とともに成長されてるお子さんなので、僕も伯父のような気分」と、新しい命の誕生を心待ちにする。

 やすともといえば、ゲストと買い物を楽しむ同局のバラエティー番組「やすとものどこいこ!?」(日曜後3・00)で、女性から絶大な共感を得ている。オシャレな中にも実用性や庶民的な主婦感覚を忘れない2人の絶妙な商品チョイスは、今番組でも大いに発揮。冒頭のコーナー「私のテッパン」では、その日のお題(朝食メニューやソファーから常備薬まで)に合わせ、各出演者が愛用品を紹介する。やすよは「出演者の生活ぶりがちょっとのぞけて面白い」とアピールした。

 番組開始から約4カ月。日に日に面白くなっているのには、わけがある。本番の前後にMC3人も参加し、毎日のように打ち合わせと反省会が開かれる。「視聴者が面白くないと思う事は改良せなあかん。ふざけた話半分やけど、そこから企画が生まれたりスタッフとの距離も縮まる」と、やすよは言う。

 来年3月には、裏番組の「笑っていいとも!」が終了するが、忠志は「周囲にとらわれずやる」と冷静。ともこは、東の笑いには負けられぬとばかりに「大阪には足腰鍛えた人間が残ってるという所を見せたい」と語る。さらに、番組には強力な宣伝係もいる。ともこの長女は、ともこに握手を求めに来たファンに「なにしよ!?やってます。どこいこ!?は買い物ですけど、なにしよ!?はテーマ(に沿う形)でしゃべってまーす」とPR。ともこは「弟妹ができるのはママが忙しくなるから嫌って言ってたのに、今はいろいろ手伝ってくれるし、しっかりしてきた」と、娘の成長に目を細めていた。

◇個性派レギュラー陣も人気

 同番組は、大阪・なんばグランド花月内にある「よしもと47ご当地市場」から生放送。個性豊かなレギュラー出演者が日替わりで登場する。月曜は月亭方正(45)と「女と男」、火曜は桂きん枝(62)と「モンスターエンジン」、水曜はシルクと「ミサイルマン」、木曜は「今いくよ・くるよ」と「天竺鼠」、金曜は「矢野・兵動」の矢野勝也(43)と「スマイル」。コーナーの内容も曜日ごとに異なる。

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