舞台中止訴訟 アンナ出廷せず 高橋氏は原案の映画化プラン語る

[ 2013年10月7日 18:00 ]

第1回口頭弁論には姿を見せなかった土屋アンナ

 女優・土屋アンナ(29)の主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」が公演中止に追い込まれたとし、監督の甲斐智陽こと高橋茂氏が約3000万円の損害賠償を土屋と所属事務所に求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、東京地裁で開かれた。

 この日は双方が主張している点の証拠を書面で提出。高橋氏は出廷し、アンナは出廷しなかった。

 訴状の要点は4点。(1)土屋が無断で稽古に参加しなかったため公演が中止となった(2)土屋は原案者の許可がないと主張しているが、許可はある(3)稽古不参加は原案者とは関係なく、ただの怠慢(4)出演契約書に稽古参加の条項があるため債務不履行である。

 アンナの所属事務所は4日、声明を発表。原作者の許諾があるとする高橋氏側がその書面を示さず、高橋氏側の「不手際と怠慢を原因として公演中止にまで発展した」と主張。「真の被害者は当社側」との見解を示していた。

 同地裁はアンナ側に「稽古をサボったのではない」と反論する理由を次回期日(12月11日)までに提出するよう求め、この日は閉廷した。

 閉廷後、高橋氏は今回の原案となった著作「日本一ヘタな歌手」を映画化するプランを語った。

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2013年10月7日のニュース